千葉県の主なメロン産地の一つである銚子。地元にちなんだお菓子で知られる同店ならではの、メロン果汁をたっぷり使った生地にメロンのチョコをコーティングした焼きドーナツだ。袋を開けた瞬間に、鼻孔をくすぐる甘い香りがふわっと漂う。油で揚げていないので胃もたれせず、個包装されているので手土産にもぴったり。冷蔵庫で少し冷やしていただくのがおすすめ。

1805年に創業し、現在は洋菓子店で修業を積んだ10代目が腕を振るう老舗菓子店。看板商品の「初夢」「落花煎餅」に負けず劣らず、昔から愛されて続けているのが「あんドーナツ」だ。グラニュー糖をまぶした小ぶりなドーナツで、中には上品な甘さのこしあんが詰まった懐かしい味。コーヒーやお茶とも相性が良く、老若男女問わず多くの人に受け入れられ、午前中には売り切れてしまうことも多い。

31年間地域の人々に親しまれている老舗ドーナツショップ。お店の厨房で一つ一つ生地から手づくりするアメリカンドーナツは、甘さ控えめ。こだわりの油と製法で胃もたれしないため、子どもからお年寄りまで幅広い層に人気。一押しはふわふわの口どけの「ふわ生ドーナツ」。中でも「あんバター」は、北海道産小豆を使用し、粒残りにこだわったあんに深いコク、滑らかな口どけ、上質でクリーミーな味わいのバターを使用。ほんのり塩味があとを引く。

旭市を代表する目玉商品にしたい！との思いから直球で命名された自慢の一品。コクの強い卵黄とバニラビーンズを使った自家製のカスタードクリームと、甘さ控えめのふんわりホイップクリームがたっぷり入っている。店は地元出身の若きパティシエが、修行を終えて2022年に独立してオープン。イースト菌を使ってじっくり発酵させ極上の柔らかさを出す自家製イーストドーナツにこだわっている。旬の果物を使ったドーナツパフェなど、期間限定メニューも随時用意。

「マラサダ」とは、小麦粉やイースト菌などを混ぜた生地を発酵させて揚げた、ポルトガル発祥でハワイ育ちのふわもちドーナツ。同店では毎日生地作りから発酵、揚げまで2時間半かけて手作り。熱々のマラサダでひんやり冷たいアイスを挟んだ「アイスサンド」は絶妙のハーモニーで、海辺の街で味わうのにぴったり。定番のバニラのほか、チョコミント、ダブルキャラメルも選べる。ロコモコやガーリックシュリンプなど、ハワイアンバイブス溢れる料理も大充実。