【2021年10月1日現在】
千葉県内にある生命力あふれる「巨樹」スポットを紹介!その迫力と神秘から、巨樹のパワーを体感しよう。
清澄の大杉
[きよすみのおおすぎ]
災害に負けない、県内最大級の杉
古くから「千年杉」と呼ばれ、清澄寺のご神木として地域に親しまれてきた国指定天然記念物。樹高約47m、幹回りは約15mあり、杉としては国内9番目の幹回りを誇る。昭和29年の台風で近くの杉が倒れ、樹皮がはがれた跡が今も残る。
DATA
04-7094-0525
鴨川市清澄322-1
あり
圏央道 木更津東ICより約33km
飯香岡八幡宮の夫婦銀杏
[いいがおかはちまんぐうのめおといちょう]
太く、巨大な夫婦円満のシンボル
飯香岡八幡宮本殿の右側にある、幹が途中で二又に分かれた夫婦銀杏。奈良時代に植えられた記念樹とされ、長い歴史を持つ。江戸時代、江戸にもその名が知られており、葛飾北斎が描いた版画にも登場する。
DATA
0436-41-2072
市原市八幡1057-1
あり
館山自動車道 市原ICから約6km
環の大樟
[たまきのおおくす]
県天然記念物第1号のひとつ
興源寺へ向かう石段の登り口右手にたたずむ巨大なクスノキ。主幹はすでに枯れ、大きな空洞ができたものの、若い幹が主幹を支えるように生長した。雄大な姿に加え、生命の力強さも感じることができる。
DATA
0439-80-1342(富津市生涯学習課文化係)
富津市東大和田12
なし
館山自動車道 富津中央ICから約10km
賀恵淵のシイ
[かえふちのしい]
苔むした表皮に感じる時の流れ
平成元年には「新日本名木百選」に選ばれた、君津市指定の天然記念物。八坂神社の境内にそびえたつシンボルツリーである巨大なシイの樹冠は、境内の大半を覆うほどの大きさだ。傾いた幹から伸びる大枝は迫力満点。
DATA
君津市賀恵渕164 八坂神社
あり
圏央道 木更津東ICより約5km
岩井の大蘇鉄
[いわいのおおそてつ]
家宝として代々育てられてきた巨大ソテツ
樹高8m、根回り6.5mという大きさは伊豆「新町の大ソテツ」に次ぐ、日本でも有数の巨樹として知られている。かつて石橋山の戦いに敗れ、千葉へ逃げ延びた源頼朝が岩井の大蘇鉄を称賛したという逸話が残る。
DATA
0470-57-2497
南房総市竹内234
あり
館山自動車道 鋸南富山ICから約4km
沼のビャクシン
[ぬまのびゃくしん]
11本に分かれる枝ぶりのインパクト
樹皮が縦に裂け、幹がねじれ上がり、空洞が見られるなど、命の息吹を感じさせる沼のビャクシン。幹周7.45m、樹高約17mと県内最大で推定樹齢800年以上のビャクシンは、十二天神社のご神木として参拝客を出迎える。
DATA
0470-22-3698(館山市教育委員会)
館山市沼443
なし
館山自動車道 富浦ICから約9km
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