
岩名古墳公園
[いわなこふんこうえん]
房州石を使用した珍しい古墳

6世紀末~7世紀初頭に作られた岩名古墳は、周辺地域を治めた豪族の墓。近隣では数少ない横穴式石室が残っており、内部は鋸南産の房州石が使われている。石室内は「岩名の洞窟」と呼ばれ、かつては地元の子どもたちの遊び場だったそう。
DATA
04-7123-1366(野田市生涯学習課)
野田市岩名326-1
なし
常磐自動車道 柏ICより約12km
前原古墳群
[まえはらこふんぐん]
我孫子市内最古の古墳

2009年に調査が行われた2基からなる前原古墳群は、現在の高野山桃山公園内の手賀沼を望む場所から発見。出土した土器から3世紀後半に作られたことが明らかに。現在は、2基とも、地下に埋め戻して保存されているが、説明板で当時の様子を紹介している。
DATA
04-7185-1583(我孫子市教育委員会)
我孫子市高野山454ほか
あり
常磐自動車道 柏ICから約15km
片山古墳群
[かたやまこふんぐん]
手賀沼南岸を見下ろす古墳群

手賀の丘公園東側に位置する片山古墳群は円墳79基、方墳4基、前方後円墳1基。縄文~古墳時代の住居跡や、土器、炉穴などが周辺から見つかっており、多くの人々が生活を営んでいた地だったことが分かる。
DATA
04-7191-7414(柏市教育委員会)
柏市片山275
あり
常磐自動車道 柏ICから約16km
東深井古墳群
[ひがしふかいこふんぐん]
13基の古墳が点在する憩いの場

古墳時代後期の有力者一族が埋葬されている、東深井古墳公園内の古墳群。ここから人や馬、鶏などの埴輪が出土しており、現在流山市立博物館に収蔵されている。また、魚の形をした珍しい埴輪も出土している。
DATA
04-7159-3434(流山市立博物館)
流山市東深井815
あり
常磐自動車道 柏ICから約4km
道作古墳群
[どうさくこふんぐん]
印旛沼西岸を代表する古墳群

古墳時代後期~終末期にかけての様子を今に伝える道作古墳群は、前方後円墳や円墳など計22基から構成。その中でも全長46m、高さ4mの大きさを有する1号墳は、印旛沼西岸域で最大の規模を誇る。
DATA
0476-33-4714(印西市教育委員会)
印西市小林2826-1
あり
東関東自動車道 富里ICから約19km
木下貝層
[きおろしかいそう]
関東平野一帯に広がっていた海の名残

千葉県北部から茨城県南部にかけて広がる木下貝層。木下万葉公園内では、厚さ4.3m、長さ30mにわたって貝類の化石が密集する露頭が見学可能だ。同公園の露頭は、2002年に国指定天然記念物に指定され、県を代表する地層として知られる。
DATA
0476-33-4714(印西市教育委員会)
印西市木下字1944ほか
あり
東関東自動車道 富里ICから約22km
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