宗吾霊堂
[そうごれいどう]
江戸時代の義民「宗吾様」が祀られている寺
およそ370年前の江戸時代初期、木内惣五郎(佐倉宗吾)は、重税に苦しむ農民たちの窮状を将軍に直訴し、処刑された。その死から100年後の宝暦2年(1752年)、惣五郎は名誉を回復して、この寺に祀られ、以来「宗吾様」と呼ばれるようなった。
DATA
0476-27-3131
成田市宗吾1-558
あり
東関東自動車道 富里ICより約5.5km
成田山表参道
[なりたさんおもてさんどう]
成田山新勝寺の参詣客を迎える門前町
江戸時代の歌舞伎役者・市川團十郎。その初代と二代目が親子で演じた『成田山分身不動』が大ヒット。成田山参詣ブームを巻き起こした。JR成田駅前から成田山新勝寺まで約800m続く表参道は、今も昔も変わりなく、参詣客を温かく迎えている。
DATA
0476-22-2102(成田市観光協会)
成田市成田
なし(周辺に有料駐車場あり)
東関東自動車道 成田ICより約4.5km
初代松本幸四郎墓
[しょだいまつもとこうしろうはか]
香取市小見川の善光寺にある名優の墓
初代松本幸四郎は、香取市小見川生まれの歌舞伎役者。元禄年間の初めに江戸に出て、久松多四郎という役者の門人となる。演目『勧進帳』の「弁慶」などの当たり役で人気を博し、二代目市川團十郎と並ぶ名優として、後世に語り継がれている。
DATA
0478-50-1224(香取市生涯学習課)
香取市小見川377
あり
東関東自動車道 佐原香取ICより約11km
津宮河岸の常夜燈
[つのみやかしのじょうやとう]
香取神宮の「一の鳥居」があるかつての表参道口
利根川に面した津宮河岸は、香取神宮の「一の鳥居」があった表参道口。夜間往来の船が目印にした常夜燈が、今も残っている。歌人・与謝野晶子の歌碑(かきつばた/香取の神の/津の宮の/宿屋に上る/板の仮橋)が往時をしのばせる。
DATA
0478-50-1212(香取市商工観光課)
香取市津宮地先
なし
東関東自動車道 佐原香取ICより約5km
旧西廣家住宅(治郎吉)主屋ほか
[きゅうにしびろけじゅうたく(じろきち)しゅおくほか]
銚子漁業を担った船主の家と水産加工場
江戸末期に初代西廣治郎吉が紀州から銚子に移住。二代目治郎吉が漁業を始め(屋号:治郎吉)、イワシ漁のほか、鰹節やイワシ・サンマ・サバの缶詰の製造業を営んだ。主屋、缶詰工場、漁網倉庫など、西廣家の歴史を物語る建物が残っている。
DATA
0479-21-6662(銚子市文化財・ジオパーク室)
銚子市川口町1-6271
毎月第2、第4日曜日 10:00〜15:00
あり
銚子連絡道路 横芝光ICより約38km
佐倉順天堂記念館
[さくらじゅんてんどうきねんかん]
診療所と蘭医学塾を融合した最先端医療施設
佐倉順天堂は、江戸で蘭医学塾を開いていた佐藤泰然が、診療所と蘭医学塾の役割を兼ね備えた施設として、天保14年(1843年)に開設。手術などの臨床経験を重視した教育で知られ、日本各地の藩から多くの医学生が集まった。
DATA
043-485-5017
佐倉市本町81
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
月曜日・年末年始 定休 ※月曜が祝日の場合は翌日休館
一般100円、学生50円
あり
東関東自動車道 佐倉ICより約6km
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