房洋堂 花菜っ娘 [はななっこ]
「房総春の風物詩」
房総の花卉(かき)栽培は、伝説では南北朝時代に難を逃れて漂着した皇女が手にしていた黄色の花枝を差し木したことに始まる。その後紆余曲折の時を重ね、花は房総の春を象徴する菜の花へと姿を変えた。房洋堂の花菜っ娘は、そんな菜の花畑にたたずむ愛らしい幼子をイメージしている。
DATA
0470-23-5111
館山市安布里780
9:00~17:00
日曜日定休
富津館山道路 富浦ICより約7㎞
あり
和匠かまた 鯛せんべい [たいせんべい]
「日蓮上人(にちれんしょうにん)と鯛」
日蓮上人が祈ると海面に経文が現れ、それを鯛が食べたという伝説の残る鴨川の妙の浦は、鯛漁はご禁制。せめて何かお土産をと作られたのが鯛の形をした甘いお煎餅だ。和匠かまたは大正時代に「小湊名物 元祖 鯛焼煎餅」を考案した天津の廣木堂で修業し、そのレシピを守っている。
DATA
04-7095-2828
鴨川市内浦2819
8:30~18:00
木曜日定休
富津館山道路 鋸南保田ICより約37㎞
あり
御菓子司 津知家 上総大多喜城 最中十万石 [かずさおおたきじょうもなかじゅうまんごく]
「本多忠勝と大多喜城」
大多喜は戦国時代より房総の要衝であり、特に徳川四天王・本多忠勝が上総大多喜藩初代藩主であったことで知られる。御菓子司津知家が販売する「上総大多喜城 最中十万石」の最中種には本多家の「立ち葵」と、最後の藩主・松平家の「三つ扇」の2種類の家紋がある。
DATA
0470-82-5656
夷隅郡大多喜町新丁83
8:30~17:00
水曜日定休
首都圏中央連絡自動車道 市原舞鶴ICより約13㎞
あり
野口製菓 バカ最中 [ばかもなか]
「バカガイの集積地」
バカガイは寿司種ではアオヤギ。江戸時代のバカガイの集積地、市原市青柳にちなんでつけられた雅称だという。現在の集積地富津市では、ユーモラスな名称をそのままに野口製菓が新銘菓を開発。特徴ある舌切り(ベロ)を求肥で再現した遊び心あふれる逸品だ。
DATA
0439-88-0881
富津市富津1487-2
9:00~18:00
不定休
館山自動車道 木更津南ICより約10㎞
あり
吾妻堂 牛久饅頭 八坂太鼓 [うしくまんじゅう やさかだいこ]
「八坂祭の喧嘩太鼓(けんかだいこ)」
江戸時代から続く八坂神社の祭礼「上総牛久 八坂祭」。3つの町が山車の上で市原市無形文化財「牛久ばやし」、通称「喧嘩太鼓」を大迫力で叩き合う。祭にちなんだ吾妻堂の「牛久饅頭 八坂太鼓」は“いちはら国府ブランド”にも選ばれている雅な銘品。
DATA
0436-92-1200
市原市牛久859
8:30~19:00
年中無休
館山自動車道 市原ICより約14㎞
あり
盛栄堂 くじらまんじゅう
「鯨(くじら)のまち和田浦」
南房総市の和田浦は首都圏に残る唯一の捕鯨地。江戸時代以降、安房地方では拠点を変えながら鯨漁が行われてきた。そんな鯨のまちの新名物は盛栄堂の「くじらまんじゅう」。あんこいっぱいの薄皮饅頭に描かれた顔がなんともキュート。店頭のみの限定販売。
DATA
0470-29-7039
南房総市安馬谷1984
9:00~18:00
月曜定休(祝日の場合翌火曜定休)
富津館山道路 富浦ICより約15㎞
あり
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