【2019年3月1日現在】
外国の方にもオススメの、
ニッポンを感じる千葉県内の
歴史・文化、伝統技術をご紹介します。
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雨城楊枝(君津市)
久留里城の別名「雨城」をその名に持つ美しい楊枝。江戸時代初期、武士の内職として始まった楊枝づくりが今に受け継がれている。一時は機械で作られた安い爪楊枝が普及し、存続の危機を迎えたことも。そんな中、美しい細工を施した楊枝が生み出され、現在は千葉県指定伝統工芸品となった。クスノキ科の黒文字を使用した上品な雨城楊枝は、見た目はもちろん香りの良さも特徴。洗って陰干しすれば何度でも使える。お茶席や日本料理店等でも使用される逸品だ。
右から梅、むすび、末広、竹。西陣織のケースに入った菓子切は、持ち運びやすいと人気。
二代目森光慶を継いだ森隆夫さん(左)と弟子の平田浩造さん(中央)、小林正男さん(右)。
上手くなるほど手数が少なくなる削り込み。 削った瞬間に芳香が立ち込める。
「末広」は中央の線がいかにまっすぐすっきりしているかが重要。
DATA
090-5407-6999(二代目森光慶 (森隆夫))
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