あの日・・・
2017.03.12
6年前の11日、皆さんはどうお過ごしでしたでしょうか?
私はいつもと変わらず元気に出勤し、いつもと変わらず仕事をこなしていました。
午前中のご来店ラッシュがひと段落し、落ち着いてきたその時・・・あの震災が発生いたしました。
ガラスで覆われたショールームは、いつ割れてもおかしくない程の音を立て、屋上にある車の重量で、ショールームがつぶされてしまうのではないかと思うほどでした。
工場内ではメカニックが車をリフトで上げて作業をしていたので、「リフト下げて!」というマネージャーの声が飛び交っていました。
屋根のない安全な場所でみんなの姿が確認出来た時には、胸をなでおろした事を覚えています。
あの大震災で被害を受けた方が多数いる中で、私達が生活しているこの地域は、震災の影響が少なく済んだ方なのではないでしょうか・・・
震災当時、福島県から避難された方のご入庫がちらほらありました。
車内にはたくさんの荷物が詰め込まれ、着の身着のまま避難されてきた緊迫感が車内の雰囲気から感じ取れました。
様々な報道が飛び交う中、ある朝の報道番組で、津波によって家族が行方不明になってしまったご家族を探している映像が流れました。
お母さんの行方が分からなくなってしまった少年と、お母さんのお姉さん、おじいちゃん・・・
車を運転していたであろうお母さんを探しているところでした。
生放送の最中、とある建物の駐車場で、行方不明のお母さんらしき車は見つかりました。
津波と共に流された車内には亡骸となったお母さんの姿がありました。
声を押し殺して少年に状況を説明しているご家族の姿を見た時には、涙が止まりませんでした。
あの時のあの少年とご家族は今どうしているのでしょう。
たくましく元気に成長していると願います。
あの日の事が少しずつ過去の話になり、私たちは日常を取り戻しています。
嫌な事があって泣いてしまったり、怒ってしまう事もある事でしょう。
でも、私達には住む家があって、素敵な家族がいて、心強い仲間がいます。
あの日を思い出せば目の前の出来事がちっぽけに思えるかもしれません。
あの日の事を思い返す事で、乗り越える事が出来たり、感謝する事が出来るのではないでしょうか?
私も日々の生活に追われ、感謝を忘れてしまっています。
今ある日常が当たり前だと思わず、時に振り返りながら毎日を過ごしたいですね。
後悔の無い様、大切な人へ「大好きだよ」とか「ありがとう♡」って言葉を伝えて下さい。
あの時・・・と思うことが無い様に・・・
私も今を大切に頑張ります!
習志野店をご利用いただいている皆さま、有難うございます!
みなさんのおかげで私達はお仕事をする事が出来ております。
みなさんの今が幸せであります様に・・・☆